ジャケットの特徴

1. 型紙
身体を美しく見せる

型紙はジャケットの核となる部分です。面白いことに身体に合わせ過ぎたジャケットが必ずしも格好良いとは限りません。レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザに代表される黄金比があるように、ジャケットにも美しくみえるバランスがあります。お客様が着心地良く、美しく見せる型紙を作成します。

2. 仮縫い
イメージの擦り合わせ

J&TAILORでは採寸したデータをもとに仮組みしたもので一度チェックをおこない、お客様とのイメージのギャップを小さくしていきます。また、お客様が気付かないような小さな不具合も修正し、仕上げに取り掛かります。

3. 仕立て
一針入魂の熟練の技

型紙がレシピなら一流の料理人のように美しく仕上げる技術の高さは必要不可欠です。洋服の良し悪しはいかに立体的に仕上げるかにかかってきます。クセ取りや手縫いを随所に駆使し、身体を包み込む丸いシルエットをお作りします。

ジャケットラインナップ

シングル2Bジャケット

ビールの原料、ホップを入れる麻袋に似ていることからこの名前が付けられたホップサックという素材は、通気性が良くスポーティな見た目から春夏シーズンのジャケパンスタイルに打ってつけです。スーツにはない豊かな質感の生地を選べるのはジャケットの魅力です。ゆき綿を省き柔らかな肩から袖のラインを構築できるマニカカミーチャや、パッチポケット仕様で軽やかなデザインに落とし込んでいます。

シングル3Bジャケット

リネン100%生地を使ったジャケット。一般に英国製のリネンはバリっとした固い質感のものが多いですが、こちらのリネンはソフトでしなやかさがあり、最初から何年も着続けたような風合いがあります。フロントダーツを排しグレンチェックの柄を崩さない特徴的なデザインで、フィレンツェの香りがするテイストにお仕立てしています。